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髪の色を左右するのはメラニン
かつては、「髪はカラスの濡れ羽色」と言われ、
日本では黒髪が美人の条件とされてきました。
ちなみに、歴史上の世界三大美女といえば、
日本ではクレオパトラ、楊貴妃、小野小町といわれ、
いずれも黒い髪です。
さらにいえば、『ローマの休日』でデビューし、
瞬く間に世界のヒロインとなったオードリー・ヘップバーンは、スレンダーな体型と黒い髪で、日本でも大人気になりました。
他方、欧米コンプレックスの裏返しゆえか、
金髪へのあこがれが強くて、髪を金色に染める若い人が増えています。
最近はカラーリング剤が発達し、金髪以外にもいろんな色が楽しめるようになりました。
ファッションですから、似合えばよいのでしょうが、私の目から見ると、
日本人の顔にはやはり、黒い髪か焦げ茶色の髪が映えるように思います。
それはさておき、髪の色の元となるのは、メラニンです。
メラニンは、メラノサイトという色素細胞の中で、チロシナーゼという酵素によって合成されます。
メラニンが、どのようにして毛母細胞に移動するのかについては、
いくつかの説があり、ハッキリとしたことはわかっていませんが、
勝手気ままに移動しているわけではないことだけは確かです。
メラニンは、毛母細胞の中でも、将来、毛髄質・毛皮質となる細胞にだけ取り込まれます。
毛母細胞の中で、どの細胞が何になるのかはあらかじめ決まっていて、
それによってメラニンの移動先が決定されているわけです。
メラニンは二種類ある ~ユーメラニンとフェオメラニン~
では、人間の髪には、なぜこうもいろいろな色があるのでしょうか。
髪の研究で知られる、島根大学の松崎貴先生によると、
メラニンには、茶色や黒い髪に含まれるユーメラニンと、赤毛などに含まれるフェオメラニンの二つのタイプの分子があります。
ユーメラニンは黒色、フェオメラニンには淡い黄色から赤色をしており、
この二つのタイプのどちらをつくるかを調節することで、
髪の色はさまざまな色合いを出すことが可能なのだそうです。
チロシナーゼという酵素がなければ、メラニンは生まれませんから、
髪だけでなく、皮膚も体毛もすべて白くなってしまいます。
白いウサギやネズミなどは、チロシナーゼのない例です。
メラニンの量が多ければ、髪は黒くなります。
では、白い髪の毛母細胞にはメラニンがまったくないのかといえば、そうではありません。
灰色の髪や白い髪を調べると、色素細胞を見つけることができます。
ただし、細胞は弱々しく、チロシナーゼも出にくくなっているのです。
メラニン以外に髪の色をつくる物質はありませんから、
加齢などによって色素細胞周辺の環境が変わり、
メラニンの合成が抑制されることで白髪になります。
一本の髪の途中から白くなる場合もあれば、全体が真っ白になる場合もあり、
また、他方では、メラニンの合成がなんらかの理由で活発になったら、
白髪が黒髪に戻るケースもありえるのです。
黒い髪と白い髪ではメラニンの量が違うので、それぞれ専用のカラーリング剤は、
含まれる成分が変わってきます。
黒髪用は脱色作用が強く、白髪用は染色作用が強くなっています。
もし、頭髪などでお悩みでしたら、ぜひ一度、
リーブ21の発毛実感コースで診断を受けてみてください。
最寄りの店舗をインターネットで検索し、オンライン予約もできますので、
お気軽にお越しください。
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